2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「マッチ箱の脳」 森川幸人 著

「文科系向けのAI本を意識した」というだけあって、分かりやすいと言えば分かりやすい。けど、あまりにも入門部分に力を入れ過ぎている感じがする。例題が簡単すぎてアルゴリズムの存在意義があまり見えてこない。ほんとにこんなもんなのかなあと、威力みた…

C++のことを全然分かってなかった

C++奥が深い! 難しい! 今までだいたいCの延長で決まりきった機能しか使わなかったので、こんなにC++が難しいとは気付かなかった。本を読んだら知らなかったことばかりだ! いや、たぶんどれも一度くらいは目にしているはずだけど、コードを書いたときにた…

3層構造

ソフトウェアには3層構造が良く出てくる(ような気がする)。一番上がユーザインターフェースだったり概念だったりで、一番下がハードウェアにアクセスする層だったりデータベースにアクセスする層だったりする。昨日書いた接着層が必要だという話はそういうい…

部品と機能のすり合わせ

設計するときに普段あまり意識することはないけど、実際にはトップダウン的な考え方とボトムアップ的な考え方の両方を使っている。何がしたいという機能的な面からも検討するし、どんな部品があるかボトムアップ的にも検討する。特に下層の部分はいかに部品…

Decoratorパターン

デザインパターンにDecoratorパターンというのがある。今まで単純にラップするのかなあくらいに思ってなんとなく知ってる気でいたけど、今回使ってみようと思って調べてみたらちょっと勘違いしてた。これはインターフェースが変わらないってところに意味があ…

データベースと状態遷移表

前に、俺が考える2次元の表の例としてこんなのを書いた。 本1 本2 本3 定価 1,000 2,000 3,000 古本屋での売値 200 1000 700 オークションでの価格 300 500 10000 これはあんまり例が良くなかったな。 俺が漠然とデータベースっぽいものが必要かなあと思って…

C++再び

C++も大して理解しないままJavaをやり始めてしまったので、最近すっかりC++の方を忘れ始めている。俺の状況的にはそれは本末転倒なので再びC++の本を読み出したのだけど、やっぱり元々よく分かってなかったなあというのをひしひしと感じる。まず「Effective …

「ERモデリングvs.UMLモデリング データベース概念設計」 真野正 著

ERモデリングというのはほぼ名前を知っている程度で、データベースについても馬鹿でかい1つのテーブルのようなものをイメージしているような知識で読んだので、ERモデリングとUMLモデリングの違いというよりも、むしろ両者がかなり近いんだということの方が…

「MySQL徹底入門」 日本MySQLユーザ会 著

うーん、読んでも内容が頭に入ってこない。データベース初心者が通読するには向いてなかったか?でもかなり細かいところまで書いてあるので、問題があったときに調べるにはちょうどいい。 特に付録のトラブルシューティングは、エラー別に考えられる原因が複…

「Javaコレクションフレームワーク」 田中良浩/小山博史 著

まだListとかMapとかSetとか、ごっちゃになってしまう。説明を読むと、ああ、そうだと思うんだけど、しばらくするとまた違いがあいまいになってしまう。 まあ、だからこそこういう本は役に立ちそう。 簡単なソートなら自分で作らなくてもComparatorというの…

SystemのProperty

Javaのコードの中で、MySQLのデータベースに接続するときにEUC_JPを指定しないと日本語が正常に扱えない(Linuxの場合)。どこかに何かを設定すれば、コードの中で文字コードを指定しなくてもいいのかもしれないけど、今のところまだその方法は分からない。 と…