「ERモデリングvs.UMLモデリング データベース概念設計」 真野正 著
ERモデリングというのはほぼ名前を知っている程度で、データベースについても馬鹿でかい1つのテーブルのようなものをイメージしているような知識で読んだので、ERモデリングとUMLモデリングの違いというよりも、むしろ両者がかなり近いんだということの方が新鮮だった。
まず普通にERモデリングの入門書とか読んだ方が良かったのかもしれない。
データベースのイメージも少し変わってきた。でかいテーブルがでーんと存在しているわけじゃなくて、UMLで言うクラスが1つのテーブルに対応するらしい。そういう(俺が想像していたより)小さいテーブルがいくつも繋がりあっている。
データベースを表にした時に見出しにあたるのがクラスの属性で、見出しの下の1行1行がインスタンスにあたるんだな、たぶん。
クラス --> | タイトル | 著者 | 価格 |
---|---|---|---|
インスタンス1 --> | Javaコレクション… | 田中良浩/小山博史 | 2,600 |
インスタンス2 --> | MySQL徹底入門 | 日本MySQLユーザ会 | 3,480 |
インスタンス3 --> | ERモデリング… | 真野正 | 2,300 |
もう一つちょっと考え方が違っていたなあと気付いたのは、2次元の表を考えていたのだけど、データベースは1次元なのか。
本1 | 本2 | 本3 | |
---|---|---|---|
定価 | 1,000 | 2,000 | 3,000 |
古本屋での売値 | 200 | 1000 | 700 |
オークションでの価格 | 300 | 500 | 10000 |
うーん、でも結局1次元も2次元も同じか? また後で考えよ。